サイドショット~大人のポケカ~
こんにちは。抹茶です。
早速ブログを作ってから2週間が経過してしまいました。本当は自己紹介記事を書きたかったのですが、内容がなかなかダークになりそうなので1回普通の記事を挟むことにします。
さて、僕は大学2年生の頃からポケモンカードを本格的に始めました。CLに出場したり、大規模な非公認大会に参加したりと"競技として"ポケカに取り組むこともありますが、基本的にはサークルメンバーとの"コミュニケーションツールとして"ポケカを楽しんでいます。つまり基本エンジョイ勢、時々ガチ勢というわけです。
エンジョイ勢としてポケカで遊ぶ中で、自称・アイデアマンである僕は様々なしょーもないポケカ変則ルールを編み出してきました。その一例がコチラ
・サイド30枚戦(Nで28枚ぐらい引かされて負ける)
・4人でバトルロイヤル(ダメージスワップでサイド10枚ぐらいとれる)
・サイドショット(激ヤバ)
この中で今日紹介するのはサイドショットです!
サイドショットとは・・・
「相手にサイドを取られるたびにワンショットお酒を飲む」対戦方式!今回は大人のポケカの遊び方、サイドショットの詳しいルールやその魅力をお伝えします!
目次
はじめに
僕がサイドショットの大会を開催する際は、選りすぐりの自称・酒豪を集めて開催していますし、全員の飲酒キャパシティを把握した上で絶対に無理はさせないようにしています。また試合途中であっても棄権を認めています。楽しむことが第一で、お酒で気分が悪くなっては元も子もありません。お酒は程ほどに。未成年・お酒弱い人はセンブリ茶でやるのがオススメ!
サイドショットのルール
・基本的なルールはSMレギュレーションと同じ
・相手にサイドをとられたタイミングでワンショット飲む
・ポケモンGXが倒された場合は2杯、TAGTEAMが倒された場合は3杯飲む
・たね切れ、デッキ切れを起こした場合は相手の残りサイド数分のショットを飲む
~~~~ここらへんでハイテンション&敬体で書くのがめんどくなる~~~~
サイドショットの魅力
サイドショットの魅力は単なるポケカの強さで勝負が決まらないこと。どんなに強い人でもでも、最後にはプレイングがガバガバになってくる。試合終盤になってくると
「とりあえず前たおせるしライオットビートでいっかー(じならし忘れエネ貼り忘れ)」
なんてことが頻繁に起こってくる。
そして何といっても試合数をこなしていくにつれどんどん試合がカオスになっていくこと。サイドショットルールにおけるポケカはもはやポケカではない。どちらかというとトランプのダウトに近い。
Q.相手はベロベロ。しかし戦況は圧倒的自分の不利。こんな状況が訪れたらどうすればいいと思う?
A.エリカで引いてきたグズマで後ろを倒す
A.ベンチにいるイワンコはさっきのターンに出した事にする
A.さりげなく自分のGXマーカーを表にする
A.さりげなく相手のGXマーカーを裏にする
全部正解。自分が生き残る為には何をやってもいいんだ。誰だって〇にたくない。気付かない方が悪いんだ。
しかしいくら思考がまともではないとはいえ、勝つためにズルをするのは良くないと考えるような100%ガチプレイヤーもいると思う。まあポケカとして見たら確かにそうだけどもはやこれポケカじゃないから。
というか実は意図的にズルをするのは実はまだいい方なんだよね。もしサイドショットを3人以上でやる機会があって、自分の対戦がタイミングよく終わったときは水を1杯飲んだ後に隣の対戦卓を見てみてほしい。2人とも何がなんだかわかんなくなって普通にサポート2枚使ったりエネ2回貼ったりしてるから。お互いがお互いのルールミス見逃してるから。あとねーダメージの計算。これがベロベロ2人組には一番難しい。ポケモン倒されたら飲まなきゃイカンというプレッシャーと、アルコールが思考能力を小学1年生レベルまで落とすから。
サイドショットやってて史上最高に笑ったのは確か初めてトーナメントを開いたとき。
トーナメントの3試合目、サークルメンバーよしこ(仮名)とサークルメンバーてんこ(亀井義行)の対戦が組まれた。よしこは日食ネクロジバコ、てんこはアクジキングを使っていた。予め言っておくがトーナメント戦なのでデッキ変更は禁止。
てんこは今でこそピカゼク、フェロマッシなど多数のデッキを所持しているが、当時はまだ始めたばかりでアクジキングデッキしか所持していなかった。
よしこ、てんこ共に対戦準備が終わり、ポケモンを表にするとよしこのバトル場には・・・
抹茶「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
よしこ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
てんこ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
前の2試合で散々飲んでいる3人(正確にはその前にも飲んでる)は既に出来上がっており、完全にゲラである。
てんこ「あれよしこちゃんさっきネクロズマ使ってたよね?wwwww」
よしこの隣で対戦していたてんこ。流石によしこが使っていたデッキは覚えていた。
よしこ「うん、ネクロズマだったよ???さっきと一緒じゃん???」
てんこ「もしかして・・・」
てんこ「ネクロズマきんにくのすがた?w」
抹茶「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
よしこ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
てんこ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
抹茶「きんにくのすがたならネクロズマだしさっきのデッキと同じだよなぁ?www」
よしこ「そうだよ?なにか?www」
てんこ「きんにくのすがたなら仕方ない!www」
デッキが違うことを指摘できたことは良かったものの、それに抗議するには酒がキマりすぎていたてんこ。相手が女子だったのも試合を続けた要因の一つかもね。カッコつけやがって試合結果は言うまでもなく、当時まだストロングがつけられたネクロズマきんにくのすがたがアクジキングを蹂躙しましたとさ。
今シラフで思い出すとそこまで抱腹絶倒するほど面白くはないよね。でもあの時はマジで笑い転げたし、リアルのよしことてんこを知ってる人なら容易にこの場面が想像できると思う。
こんな感じなんだけど、ちょっとは魅力伝わったんじゃないかな?とにかくカオス。ポケカであってポケカじゃない。でもめちゃ面白い。それがサイドショット!
サイドショットにおけるトップメタ
さて、サイドショットにおいては必ずしも環境のトップメタを使用するのが正解とは限らない。サイドを取られたらショットを飲むというルールがある以上、出来るだけ早くサイドを取れれば有利になるし、勝つにせよ負けるにせよできるだけサイドはとられたくないからね。そんなサイドショット環境において強力なデッキをいくつか紹介するゾ~
非GXズガドーンやレシリザの登場以降、このタイプのズガドーンデッキは環境からは減っているイメージだが、サイドショットにおいてはまだまだ強力。ズガドーンスタートが出来ればほぼ確実に後攻1ターン目にサイドが取れる為、序盤にワンショットを食らわせる事で対戦を有利に進められる。レシリザは溶接工→ダブルブレイズGXで後1でGXを倒してサイド2枚取れる可能性があるが、
・溶接工が必須になる都合上後1でサイドをとれる確率がズガドーンアーゴヨンに比べ低い
・倒されるとサイドを一気に3枚とられるため、サイドショットルールではTAGTEAMの使用自体がリスクになる上、レシリザはエネの都合上アセロラが採用しにくい
以上の2点で差別化できている。
2.サナニンフ
先程は「TAGTEAMの使用はサイドショットにおいてはリスク」と述べたが、そもそも1枚もサイドを取られなければ関係が無い。アブリボンの特性によってダメカンの載ったサナニンフはグズマで引っ張り出されない上、エネ加速技を持つ高HPポケモンなのでアセロラを多投できる。さらに各種チャームによって相手のデッキによっては6-0の完封も十分に狙える。余談だが、サイドショットにおけるハンドゼロが相手に与える絶望感は普通の試合よりも遥かに大きいものなので、6エネミラクルマジカルGXを使えるとブチ上がる。
3.ヌケニン+α
ヌケニン+非GXのアタッカーのコンビでサイドを取られないようにするデッキ。ヌケニンの特性を活用することで自分へのショットを防ぎつつ、祠等でダメージを蓄積させて相手のGXを倒しやすくする。アタッカーの火力は単体では低いので、事故ると何も出来ずにたねポケモンを虐殺され続けるというデメリットはあるが、サイドショットに特化したデッキ構築にすると10体倒されてもまだ試合が終わらないなんてことが結構ある。タンカを多投したアロナシヌケニンジュプトルを是非お試しあれ。
4.祠コケコ(上級者向け)
ミュウなんて怖くねえ、5杯までならショットは飲んでやるよという上級者向けのデッキ。ミュウが登場する前から環境からは姿を消していたイメージがある(間違ってるかも)が、サイドショットにおいては地雷デッキとして降臨。序盤中盤は祠とかいてんひこうで相手にダメカンをばらまき続け、終盤にカプ・テテフのダメージスワップでサイドを一気に6枚取る。序盤中盤にサイドを取られ続けるので、相当の酒豪でなければプレイングが乱れること必至。覚悟を決めた剛の者のみが使えるデッキだが、6枚取りが決まったときの相手の阿鼻叫喚は最&高。
サイドショットを行うときのルール案
サイドショットは非常にスリリングなゲームだから、ただ闇雲に試合をさせるだけでは無限に泥酔者を生むだけ。全員で泥酔するのもそれはそれで楽しいけど、場の収集がつかなくなっちゃうから節度は・・・守ろうね!
と、いうことで俺がサイドショットの行うときのトーナメントルールを紹介するから参考にしてくれ。ちなみにいつもは10人~15人くらいでやってるゾ~(今回は参加者12人でのトーナメントを想定)
・酒は20%~96%ぐらいの間でお好みで
・12人を3人4組にわけて組ごとに総当たりの予選を行う
・各組1位が決勝トーナメントに進出、最下位がルーザーズトーナメントに進出する
・決勝トーナメントはサイドショットは無し。ルーザーズトーナメントはサイドショットあり。
・決勝トーナメント優勝者には景品を贈呈。
・ルーザーズトーナメントは勝つと強制ドロップ。
・予選の試合において試合の無い1人はジャッジ兼ギャルソン(ショットをもってくる人)になる。(重要)
つまり予選2位以上はサイドショットを2試合で終えられるし、最下位の奴は最大4試合やらされるという事である。また優勝者に贈呈する景品は「誰か1人を指定してショットを飲ませる権利」だったりする。予選の組の人数をあえて奇数にして試合にジャッジ兼ギャルソンをつけるのは、
・サイドショットは傍から見る分にはマジで面白いから集中して観戦する時間が欲しい
・試合中の奴だけに任せておくとこぼしたり、ショットの数をごまかしたりする
という理由からです。酔っぱらってると数を数えられなくなったりなあなあにするやつ出てくるからね、仕方無いね。
最後に
最初にも言いましたがほんとにほんとにほんとにほんとに無理はダメだからね、マジで。未成年は勿論、嫌がる人に飲酒の強要は論外。いつも俺ら全員ほろ酔い程度で帰ってるからね!!!
と、いうことで2つ目(実質1つ目)の記事はかなりのボリュームに。ほぼ卒論と文字数変わらんってマジ?これだから文カスはよお次回はクソみたいな俺の性格について書く予定でしたが、就職が近いので仕事つれぇ・・・っていう泣き言を言う記事が間にはさまりそうな気がします。ではまた。